
「iPhoneの容量が写真と動画でいっぱい……」
「でも、家族や子どもとの大事な記録は消したくない」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。iCloudの容量を増やせば写真や動画を消さずにiPhoneの空きを増やせますが、毎月の固定費が1つ増えることになるので手を出しづらいですよね。
わが家のiPhoneも写真と動画が約3万個あり、内蔵ストレージ256GBのうち240GBが埋まっていました。写真や動画をiCloudに預けて、iCloudの料金は楽天ポイントで払うことにしました。今はストレージの使用量が約90GBまで減り、追加の出費なしで、容量を気にせずiPhoneを使えています。
記事を最後まで読めば、写真を1枚も消さずにiPhoneの空きを作る方法と、増えたiCloudの料金を楽天ポイントで払う方法が分かります。わが家の実体験をもとにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 写真を消さずにiPhoneの空きを作る設定と、iCloudのプランの選び方
- 楽天ポイントでiCloudの料金を払う手順
- 毎月いくらのカード払いで、iCloudの料金分のポイントがたまるか
写真をiCloudに預けてiPhoneの空き容量を増やす
iPhone本体の容量は増やせませんが、写真を消さずに空きを作る方法はあります。写真本体のデータをiCloudに預けて、iPhoneには見るための軽い写真だけを残す方法です。この場合、写真が多いとiCloudの無料の5GBには収まらず、有料のプランが必要です。
iCloudに預けた写真もiPhoneで元の画質のまま見られる
iCloud写真をオンにして「iPhoneのストレージを最適化」を選ぶと、元の画質の写真と動画はiCloudに保存され、iPhoneには軽い写真データが残ります。 実際に写真アプリで開くと、iCloudからデータが読み込まれ、画質が劣化することなく写真や動画を楽しめます。
設定方法は次のとおりです。
- iPhoneの設定アプリを開き、「アプリ」→「写真」の順に開く
- 「iCloud写真」をオンにする
- 「iPhoneのストレージを最適化」にチェックが入っているか確かめる

自分の名前 →「iCloud」→「写真」からも、同じ設定ができます。
iPhoneで写真を消すとiCloudからも消えるので注意
iCloud写真は、iPhoneとiCloudの中身を同じにするしくみです。
写真アプリで消した写真は、iCloudや、同じアカウントでサインインしているほかの端末からも消えます。
間違えて消したときは、写真アプリの「最近削除した項目」から30日以内なら戻せます。
【体験談】iCloudに写真3万個を預けたらiPhoneに150GBの空きができた
わが家のiPhoneは256GBで、写真を預ける前は240GBを使っていました。写真と動画約3万個をiCloudに預けた後は、使用量が約90GBまで減っています。約150GBの空きができた計算です。

自分のiPhoneでどれくらい空くかは、設定アプリの「一般」→「iPhoneストレージ」で、「写真」が使っている容量を見ると見当がつきます。
iCloudのプランは50GB・200GB・2TBが候補
iCloudの有料プランは「iCloud+」という名前で、写真を預ける家庭の候補は次の3つです。
プラン | 月額 |
|---|---|
50GB | 180円 |
200GB | 540円 |
2TB | 1,800円 |
iPhoneの「写真」が50GBより少なければ50GB、多ければ200GBを選びましょう。 2TBは、200GBに収まらない場合や家族で分け合う場合の選択肢です。
iCloudにバックアップなどを保存しているなら、その分も足して考えましょう。iCloudの使用量は、設定アプリで自分の名前 →「iCloud」→「ストレージ」の順に開くと見られます。プランはあとから上げられます。初月からポイントで払うなら、プランを上げる前にApple Accountへの入金を済ませておきましょう。

iCloudの料金は、たまった楽天ポイントで払える
楽天市場や楽天カードの利用でたまる楽天ポイントは、Appleの支払いにも使えます。楽天市場でApple Gift Card(旧iTunesカード)をポイントで買い、Apple Account(旧Apple ID)に入金すると、iCloudの料金は、登録しているカードより先に、その残高から引かれます。iCloudの支払い方法の設定を変える必要はありません。
iCloudの料金は、ポイントで払っても安くはなりません。200GBなら1年で6,480円、今の料金のまま10年続ければ64,800円です。写真を預けている限り続くこの支払いも、使い道を決めていない楽天ポイントをあてれば、新しくお金を出す必要はありません。カードで払うのは、次の2つだけです。
- コードを買うときの最低1円
- ポイントが足りない月の差額
楽天市場の認定店で自分用のコードを買う
認定店での買い方は次のとおりです。
- 楽天市場の「Apple Gift Card 認定店」を開き、「自分用に購入」を選ぶ
- 金額を決める。1,000円から1円単位で選べる
- 注文画面で楽天ポイントを使い、残りの1円以上をクレジットカードで払う。「一部のポイントを使う」を選び、支払い金額より1少ないポイントを入れると、カード払いは1円になる


金額は、1,080円にすると50GBなら6か月分、200GBなら2か月分の料金にちょうど足ります。買ったコードは自己都合では返品できないので、この金額を目安に選びましょう。
\ 楽天ポイントでコードを買うなら /
楽天市場のApple Gift Card 認定店を見るコードをApple Accountに入金する
コードは、楽天市場にログインするときのメールアドレスに届きます。
- iPhoneのApp Storeを開き、右上の自分のアイコンをタップする
- iCloud+を契約しているApple Accountでサインインしているかを、ここで確かめる
- 「コードを使う」をタップし、メールに書かれたコードを入力する


入金した残高を使えるのは、入金した本人だけです。家族でiCloud+を共有している場合は、プランを契約している人のApple Accountに入金します。
Apple Accountの残高からiCloudの料金が引かれたか確かめる
入金できたかは、App Storeで右上の自分のアイコン →自分の名前の順にタップし、「アカウント設定」の「残高」で確かめられます。iCloudの請求日が来たら、もう一度残高を見て、iCloudの料金のぶんが減っているかを確かめましょう。

続けるうえで気をつけたいのは、次の2点です。
- 残高は、アプリの購入やほかのサブスクリプションなど、iCloud以外のAppleの支払いにも使われます
- 残高がiCloudの料金に足りないと、登録しているクレジットカードなどに請求されます。カードの登録は外さないでおきましょう
楽天カードで月1.8万〜5.4万円払えばiCloudの料金分たまる
2026年10月時点で、一般の楽天カードの通常のポイントは、100円の支払いにつき1ポイントです。この率で計算すると、iCloudの料金分のポイントをためるのに必要なカード払いは次のとおりです。
プラン | 月額 | 必要なポイント | 月に必要なカード払い |
|---|---|---|---|
50GB | 180円 | 180pt | 18,000円 |
200GB | 540円 | 540pt | 54,000円 |
2TB | 1,800円 | 1,800pt | 180,000円 |
ポイントは1回の支払いごとに100円未満が切り捨てられるので、少額の買い物が多いと、実際にたまるポイントは計算より少し減ります。楽天カードが指定する一部の公共料金・税金は500円につき1ptなので、そこで払う分は5倍の金額が必要です。
4人家族の食費をカードで払えば200GB分の540ptを超える
総務省の2025年の家計調査では、4人世帯の外食を含めた食費は月103,384円です。これをすべて楽天カードで払えば、ポイントは月1,000pt前後になり、50GBの180ptも200GBの540ptも超えます。
楽天証券の積立と組み合わせると買い物が少なくてもiCloudの料金分に届く
楽天証券で、投資信託を楽天カード払いで積み立てる「クレカ積立」をしているなら、積立でたまるポイントも足せます。一般の楽天カードの場合、積立の支払いには通常の100円につき1ptではなく、次の率でポイントがつきます。代行手数料は、ファンドの手数料のうち楽天証券などの販売会社が受け取る分です。
- 0.5%:代行手数料が年0.4%未満のファンド。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称オルカンもこちら
- 1%:代行手数料が年0.4%以上のファンド
オルカンを積み立てた場合、積立額ごとに必要な買い物の金額は次のとおりです。
オルカンの積立額 | 積立でたまるポイント | 50GBに必要な買い物 | 200GBに必要な買い物 |
|---|---|---|---|
なし | 0pt | 18,000円 | 54,000円 |
月3万円 | 150pt | 3,000円 | 39,000円 |
月5万円 | 250pt | 積立だけで届く | 29,000円 |
月10万円 | 500pt | 積立だけで届く | 4,000円 |
楽天カード1枚にまとめるとポイントが分散せずたまりやすい
クレジットカードを何枚も使い分けていると、ポイントもカードごとに分かれてたまるため、なかなか増えません。1枚ずつではiCloudの料金分に届かなくても、支払いを楽天カード1枚にまとめれば届きやすくなります。
\ 楽天カードをまだ持っていないなら /
年会費永年無料の楽天カードiPhoneの容量とiCloudの料金のよくある質問
iCloudに課金しないとどうなる?
無料の5GBを超えると、iPhoneのバックアップがiCloudに保存されなくなり、新しい写真や動画もiCloudにアップロードされなくなります。iPhoneの中の写真がすぐに消えるわけではありませんが、バックアップがない状態になります。
メインのカードが楽天カードではない場合は?
PayPayかメルペイを、iPhoneの設定でAppleの支払い方法に登録すれば、iCloudの料金をそこから払えます。
- PayPay:PayPayポイントも使えます。ポイントの設定が「貯める」だとポイントが使われないので、「支払いに使う」にしておきましょう
- メルペイ:メルカリのポイントも使えます
iTunesカードやApp Storeカードでも、iCloudの料金を払える?
払えます。App Store & iTunesギフトカードやApp Store Cardも、Apple Accountに入金すれば、Apple Gift Cardと同じようにiCloudの料金に使えます。Apple Storeで製品を買うためのApple Storeギフトカードは使えません。
200GBで足りないと次は2TB?
日本のiCloud+には1TBのプランがなく、200GBの次はいきなり2TBです。1人で200GBを超えるなら2TBにするしかありませんが、ファミリー共有で家族と分け合えば、容量を持て余さずに済みます。iCloud+は最大5人の家族と共有でき、写真や書類は、それぞれのApple Accountで別々に管理する仕組みです。
夫婦それぞれが200GB以内なら、別々に200GBを契約するほうが安くなります。
契約のしかた | 月額 |
|---|---|
夫婦それぞれが200GB | 合計1,080円 |
2TBを家族で共有 | 1,800円 |
ストレージを最適化すると写真の画質は落ちる?
落ちません。「iPhoneのストレージを最適化」をオンにしても、元の画質の写真と動画はiCloudに保管されたままです。iPhoneに残るのは見るための軽い写真で、iPhoneの空きが少なくなると、あまり開かない写真から軽い写真に置き換わります。元の写真や動画は、開いたときにWi-Fiかモバイル通信でダウンロードされる仕組みです。電波が届かない場所では、元の画質で開けないことがあります。
課金をやめたら写真は消える?
解約やダウングレードをすると、今の請求期間が終わった後に容量が減り、容量を超えた分は同期やバックアップが止まります。「iPhoneのストレージを最適化」がオンのとき、元の画質の写真はiCloudにしかありません。手続きの前に、写真を手元にダウンロードしておきましょう。
iCloud以外でiPhoneの容量を空ける方法は?
iCloudのほかに、写真を預ける先は次の3つです。
- Amazon Photos:Amazonプライム会員なら、写真を容量無制限で預けられます。動画などのファイルは5GBまでです
- Googleフォト:Googleアカウントごとに15GBまで無料です。GmailやGoogleドライブと合わせた容量です
- 外付けのメモリやSSD:iPhoneのUSB-CやLightningの差し込み口に挿して、写真を移せます。毎月の料金はかかりませんが、壊れたりなくしたりすると、中の写真も失われます
iCloudとの違いは、iPhone全体のバックアップを取れることと、iPhoneの空きに合わせて写真を自動で軽い写真に置き換えてくれることです。ほかの方法では、写真を移した先に残したうえで、iPhone側の写真を自分で削除して空きを作ります。
まとめ
写真をiCloudに預ければ、1枚も消さずにiPhoneの空きを作れます。楽天カードや楽天証券を使っている家庭なら、増えるiCloudの料金も、たまった楽天ポイントで払えます。目安は、楽天カードの支払いが50GBなら月18,000円、200GBなら月54,000円です。
始めるときは、次の3つを順に進めましょう。
- 楽天ポイントでApple Gift Cardを買い、Apple Accountに入金する
- iCloudのプランを上げる
- iCloud写真をオンにする
ポイントが足りない月が続くなら、支払いを楽天カード1枚にまとめましょう。
家計の固定費をほかにも見直したい人は、こちらの記事もどうぞ。
個人ができる物価高対策7選|地方・子育て世帯が月3万円固定費を減らせる実例を紹介
参考ページ
- Apple サポート「iCloud+のプランと料金」
- Apple サポート「Apple Accountの残高を確認する」
- Apple サポート「Appleのアプリ、コンテンツ、サブスクリプションの料金の請求の仕組み」
- 楽天カード「ポイント還元率が異なるご利用先について」
- 楽天証券「楽天カードクレジット決済」
- 総務省統計局「家計調査(家計収支編)2025年 世帯人員別」(e-Stat)
- PayPay「AppleのサービスでPayPayを使う」
- メルカリ ガイド「Appleのサービスでメルペイを使う」
- Apple サポート「Apple Gift Cardの使い方」
- Apple サポート「iCloud+プランをダウングレードまたは解約する」
- Apple サポート「ファミリー共有グループでiCloud+を共有する」
- Apple サポート「iCloud写真を設定・使用する」
- Amazon カスタマーサービス「使用可能なストレージ容量はどのくらいですか?」
- Google One ヘルプ「Google のストレージ プラン」
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