
除雪車が残した雪で車を出しにくい。敷地内の雪山も大きくなり、「もう雪を置く場所がない」と困っていませんか。
雪は、空いている場所ならどこへでも捨てていいわけではありません。公園や空き地、川などへ自己判断で運ぶのではなく、地域のルールに沿って処分する必要があります。
この記事では、雪を捨てる場所がなくなったときの対処法を、敷地内に寄せる・地域の雪寄せ場へ運ぶ・自治体の雪捨て場へ持ち込む・排雪を依頼するという選択肢に分けて解説します。
雪の量や運ぶ手段に合わせて整理すれば、今の状況でどの方法を選べばよいか判断できます。
雪を置ける場所はどこ?まずは近くから確認
敷地内|雪山を小さくして置く余地をつくる
敷地内にまだ少し余地があるなら、ばらばらに置いた雪をまとめたり、新しい雪を踏み固めたりして、置き場所を確保できます。
ただし、雪を踏んでも敷地から雪が消えるわけではありません。玄関や車の通路を確保できない、これ以上置くと次の雪に対応できないという状態なら、敷地外へ運ぶ方法が必要です。出入口を空けるために雪を道路へ押し戻すのは、通行の妨げや事故につながります。
間口のわき|除雪車の置き雪を寄せられる場合もある
除雪車が玄関や車庫の前に残した雪は、間口の脇へ寄せて出入口を空けられる場合があります。ただし、道路脇に置いてよい範囲は地域や道路の状況によって異なります。お住まいの自治体の案内を確認し、歩行者や車の通行、次の除雪を妨げない場所がなければ、この方法は選べません。敷地内の雪を道路へ出すこととも別の話です。
地域の雪寄せ場|スノーダンプで運べる場所を探す
近くに地域住民向けの雪寄せ場があれば、スノーダンプやソリで運べる場合があります。車で搬入する雪捨て場とは別に、人力で運ぶ人向けの場所を設けている自治体もあります。
探すときは「〇〇市 雪寄せ場」「〇〇市 地域住民用雪捨て場」などで自治体の最新の案内を確認します。町内会が管理する場所なら、町内会の案内も手がかりです。近くの公園や空き地が、自由に雪を置ける場所とは限りません。利用できる場所と搬入方法が確認できてから運ぶのが確実です。
往復しても運びきれない量や、固く重い置き雪がある場合は、車での搬入や業者への依頼が候補になります。
自治体の雪捨て場|車で持ち込める場所を確認
雪を積める車と作業する人手があるなら、自治体が案内する車両用の雪捨て場へ持ち込む方法があります。家庭の雪を受け入れていても、使える車両や時間は場所によって違います。
「〇〇市 雪捨て場」で自治体の最新の案内を探し、出発前には次の点を確認します。
- 家庭の雪を持ち込めるか
- 使う車の大きさ・種類で入れるか
- 開設期間、時間、一時閉鎖の有無
- 搬入方法や現地での注意事項
同じ市内でも、場所によって車両や時間の条件が違うことがあります。雪捨て場までの運転、積み込み、荷下ろしが難しいなら、車を借りる前に排雪業者へ相談する方が現実的です。
自分で運べない雪は排雪業者に頼む
雪寄せ場や雪捨て場があっても、そこまで運べなければ雪は片付きません。敷地がいっぱいのときに必要なのは、雪を敷地内で移すだけの「雪かき」ではなく、雪を積み込み、敷地外へ運ぶ「排雪」です。地元の事業者へ直接相談するか、比較・予約サービスで対応する店舗を探しましょう。
問い合わせる前に、玄関・車庫前の置き雪と敷地内の雪山をそれぞれ撮り、「どの雪を、どこまで運んでほしいか」を整理しておくと伝わりやすくなります。見積もりでは、置き雪も対象か、積み込み・運搬を含む作業範囲と総額、作業後に残る雪を確認します。
地元の排雪業者を探す
地元の除雪業者でも、敷地内の雪かきだけを請け負うところと、車両での排雪まで請け負うところがあります。「〇〇市 排雪業者」などで探し、積み込みと敷地外への運搬に対応できるかを確かめます。
自治体が有料の雪寄せ・雪下ろし事業者一覧を公開している地域もあります。ただし、一覧に載っていても排雪に対応するとは限らないため、作業内容は事業者へ直接確認します。
依頼先ごとの違いや雪かき料金を詳しく比べたい方には、別記事「雪かき代行はどこに頼む?料金目安と依頼先の選び方」でまとめています。
くらしのマーケットなどの事業者マッチングサービス
くらしのマーケットは、地域で作業する店舗を探し、比較・予約できるマッチングサービスです。作業するのは掲載店舗で、くらしのマーケットが雪を運ぶわけではありません。自宅の地域に対応する店舗を探し、店長の顔写真や紹介文、口コミ、掲載料金を見比べられます。知らない業者へいきなり電話する前に、相手や費用の目安を知りたい人には使いやすい探し方です。
予約前にはメッセージで作業内容を相談できます。オンラインのカード決済を選べる店舗もありますが、利用できる支払い方法は店舗やサービスによって異なります。
雪の置き場所がない場合は、予約前に次の点を店舗へ伝えます。
- 敷地内の雪山と、除雪車が残した間口の置き雪の両方を片付けたいこと
- 雪を寄せるだけでなく、積み込みと敷地外への運搬が必要なこと
- 雪の量が分かる写真、希望日、車両が入れる場所と幅
雪かきだけの表示料金で判断せず、排雪に対応できるかと作業全体の金額を聞いてから依頼するのが安心です。
まとめ|雪を運べないときは排雪できる業者に相談
雪を捨てる場所がないときは、敷地内にまだ置けるかを確認します。除雪車の置き雪を間口脇へ寄せられるのは、地域のルールに合い、通行の妨げにならない場合だけです。敷地内にも余地がなければ、地域の雪寄せ場や車両用の雪捨て場が候補になります。雪を運ぶ手段がなければ、積み込みと運搬を含む排雪を依頼するのが次の一手です。
依頼するときは、雪の量や置き雪の場所を伝え、作業範囲と総額を確かめることが大切です。
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